子供たちを招いた工場見学

地元の子供たちを招いた工場見学

箔一では、2014年より夏に地元の子供たちを招いた工場見学会を行っています。 (2020年からはコロナのため中断)。 金箔は金沢が誇る伝統産業です。箔一では、未来を担う子供たちに金箔の素晴らしさを伝え、地域への誇りや愛着を育むイベントを実施しています。工場に子供たちを招き、金を1万分の1ミリまで打ち延ばす高度な技術を紹介するほか、職人と語りあう時間や金箔に触れる体験などを提供しています。

職人から直接箔づくりを学ぶ

見学会では職人たちが実際に金箔を作りながら、製造工程をわかりやすく説明します。1300℃で金を溶かす合金、延ばしていく圧延、箔打ち、箔移しといった伝統技法を子供たちの目の前で実演し、美しくも優雅な箔が出来上がっていく様子を余すところなく紹介します。

 

箔に触れるワークショップ

また、職人が打った金箔をお皿やお箸などにあしらっていく箔貼り体験や、食用金箔をお菓子に貼る金平糖金箔体験を行います。子供たちに、金箔の美しさや1万分の1ミリと言われる薄さを体感してもらいます。イベント終了後には『金箔博士認定証』を授与し、人気の「金箔のかがやきソフトクリーム」をプレゼントするなど、みなで楽しむ時間も設けています。

夏休みの自由研究にも

この見学会では、一般的に非公開としている工場内部も案内をしています。さらに写真撮影も可能としており、夏休みの自由研究としても活用されています。