女性の感性を生かしたものづくり

女性の感性を生かしたものづくり

箔一は、浅野邦子という一人の女性によって生み出されました。 1975年のこと。彼女は「金沢箔」が工芸品材料としての価値しか認めらないことに疑問を感じ、これを最終製品としてブランド化することで業界の発展に大きく貢献をしました。


 

創業者から受け継いだ理念

浅野邦子はそれからも、日本で初めて金箔打紙製法の「あぶらとり紙」を商品化したほか、金箔化粧品を生み出し、また日常の暮らしで使える食器や、美しく花が映える花器など、様々な商品を創り出してきました。 こうした斬新な商品が生まれていったのは、完全な男性社会であった箔打ちの世界に、浅野が女性の目線を持ち込んだことも大きく影響しています。


 

女性のイメージが生む新しい商品

こうした企業のDNAは今も受け継がれ、女性の感性を生かした新しい商品が次々と生まれています。ここ数年でも、テーブルコーディネートが華やぐランチョンマットや、大人も楽しめる本格ガトーショコラ、ヘア・ネイル専用の金沢箔といった新しいヒット商品が生まれています。


 

自然と増えた女性管理職

現在、箔一では女性の管理職が約4割(※)を占めています。 これらは意識的に女性登用を進めたのではなく、創業からずっと続けてきたことの自然な結果です。創業から一貫して、女性目線でのものづくりを手掛けてきたことが、今の時代にあって当社の強みになってきています。
※全国平均では7.8%(2020年帝国データバンク調べ)