修復サービスへの取り組みについて。

工芸品を長く大切にしていただくために。

箔一では、ご購入いただいた金沢箔工芸品を長く大切に使っていただきたいという想いから、修復の対応をしています。
これは、私たちが作った商品に対する責任であり、さらに伝統技術を守り受け継いでいくことや、持続可能なものづくりを行う上でも、大切なことだと考えています。
修復サービスを手掛けるにあたっての、私たちの想いをご紹介します。

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目次

職人たちの根気強い仕事が、良質な箔を生む。
繊細な箔を、工芸品にあしらう緻密な作業。
一つひとつの工芸品に、愛情があります。
直して使うのも、工芸品の楽しみです。
作り手の責任を果たしていくために。
やがて持続可能なものづくりのために。



職人たちの根気強い仕事から生まれる良質な金沢箔。

金沢箔ができるまでには、多くの手間がかかっています。金を溶かすところから箔に仕上げるまでには、数か月もの期間が必要です。その間、職人たちは日々、箔を打ち続けます。良質の箔をつくるためには、高い集中力が求められます。優雅な金沢箔は、職人たちの根気強い、気の抜けない作業のたまものです。

修復サービス



繊細な箔を、工芸品にあしらう緻密な手わざ。

金沢箔を工芸品にあしらっていく工程においても、たいへんな手間がかかります。 箔は極めて薄く、吐息でも飛んでいき、触っただけでも割れてしまいます。職人でなければ持つことすらできないほどに繊細なものを、意のままに操り美しい工芸品として仕上げていくには、熟練の技術が必要となります。



一つひとつの工芸品に、愛情があります。

一人ひとりが、一つひとつに、想いを込めて工芸品を作っています。だからこそ、長く使っていただきたいと思っています。店舗で販売をすれば、その工芸品は、新しい持ち主のところへと旅立っていきます。それでも想いがなくなるわけではありません。

大切に使っていただいていても、愛用されるうちに、修理が必要となるケースもでてきます。特にここ数年には、金沢箔工芸品が、より広く使っていただけるようになったこともあり、修復のご要望も増えてきました。そうしたことから、窓口を設けて、正式に修復事業を行うことにいたしました。

修復サービス



直して使うのも、工芸品の楽しみです。

もともと、伝統工芸の世界は、修繕を前提としているところがあります。なかには、修繕によって価値が向上する工芸品もあります。 日々使っていき、折に触れて直していく。そのなかで、修繕したことも器にまつわる歴史の一部として、新たな個性になっていく。修繕を重ねるごとに愛着が増していくのは、手作りの工芸品のならではの魅力です。



作り手の責任を果たしていくために。

特に最近では、社会全体に”直して使う”という意識が薄れつつあるようにも思います。 「修理するより、買ったほうが安い」「廃盤になってしまい、部品がない」。 購入して数年たっただけで、このように言われることも少なくありません。 常に「最新」に価値があるような工業的な製品と、私たちが作る伝統工芸品の違いは、こういったところにもあるでしょう。

工芸品は、年を経るごとに魅力を増し、多少の傷みも味わいとなっていきます。ある意味で生きているものですから、修繕の必要もでてきます。人間でも、生きている限りは健康のバランスを崩す時期もあるように、工芸品にもメンテナンスが必要な時期がやってきます。そうした時に、私たちが作り手として、責任をもって対応していきたいと思っています。

 


持続可能なものづくりのためにも。

修復の事業を正式に立ち上げることは、私たちの意思表示でもあります。
これから先も、私たち自身が、まっとうなものづくりを忘れず、伝統の技術をきちんと守っていかなければ、修復のサービスもできなくなってしまうからです。

私たちは、伝統の金沢箔を受け継いでいくことを使命としています。
その取り組みが、地球環境にやさしく、サステナビリティのあるものづくりとなり、子孫により良い環境を残していくことにもつながっていけばと考えています。

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