箔一らしい、独自性のある化粧品を目指して
金箔化粧品ブランド「金華コスメティック」は、2006年に箔一から誕生しました。
これは、あぶらとり紙の開発に続き、女性の美をサポートする新たなアイテムとしてスタートしたものです。
開発には、女性ならではの繊細な視点と感性が活かされていました。
金箔化粧品ブランド「金華コスメティック」は、2006年に箔一から誕生しました。
これは、あぶらとり紙の開発に続き、女性の美をサポートする新たなアイテムとしてスタートしたものです。
開発には、女性ならではの繊細な視点と感性が活かされていました。
当時、金箔には「血行促進・血流改善」の効果(※)があると注目されており、 創業者・浅野邦子は、その特性を最大限に生かしながら、女性本来の美しさを引き出す箔一ならではの基礎化粧品を生み出したいと強く願っていました。
肌にハリを与えるサポート成分として、金箔(保湿成分)をすべての商品に配合。 美肌の基本である「保湿」に徹底的にこだわり、開発を進めました。
さらに、店舗を訪れる観光客の方々にも手に取りやすい価格帯を意識した商品設計を行い、 日常のスキンケアタイムそのものが心を満たすひとときになるよう、 化粧品のビジュアルにも工夫を凝らしながら、理想の使用感を目指して試作を重ねました。 試行錯誤の末に完成したのは、金箔がきれいに舞い、使用したときには肌に美しく広がるゲル状のテクスチャーでした。
「金華コスメティック」は使う人の肌だけでなく、心まで輝かせる、日本らしい美的価値を反映した化粧品として誕生しました。
※ 化粧品としての効果効能ではありません。
当時、「箔一 尾張町店」(現在は閉店)の開店日が迫っていた為、そのスケジュールに合わせるべく、開発チームは計画を前倒しし、急ピッチで完成に向けて取り組みました。実際に製品が店舗に届いたのは、オープン10分前。 それは、ブランド誕生のドラマティックな瞬間でもありました。
発売後、「金華コスメティックス」は高級感を兼ね備えた高保湿金箔化粧品として大きな反響を呼び、 観光客の方がお土産としてケース買いするほどの人気商品となりました。
その後、全国の百貨店での催事でも注目を集め、特に関西圏では多くの支持を獲得していきました。
2010年頃からは訪日外国人観光客の増加により、日本製コスメの高い品質や安全性が、世界中で注目されるようになりました。
箔一の金箔化粧品もその流れの中で、海外から大きな関心を集め、海外市場への進出が本格的に求められるようになります。
そこで私たちは、ブランド名「金華」はそのままに、国際的にも覚えやすく親しまれるよう、アルファベット表記の「KINKA」を採用しました。
新しいロゴには、花のような柔らかなフォルムと、日本の伝統文様である「小紋柄」のイメージを取り入れ、「和の美」をさりげなく表現しています。
「KINKA」は、環境への配慮を大切にしながら、さらなる進化を遂げています。
2025年には、ブランドとして大きな節目となるパッケージリニューアルを実施しました。 化粧水など、金箔の美しさが引き立つ商品には、透明度の高い再生PETを80%使用したパッケージを採用。
また、金箔が外から見えないクリームなどの商品には、FSC認証紙を使った清潔感のある白い紙パッケージを使用しています。これらの新パッケージには、KINKAがこれまで育んできた和の美意識が、そっと息づいています。
そして、まもなくKINKAはブランド誕生から20周年を迎えます。 これからも箔一は、金箔化粧品を通して、世界中のお客様に「和の美」を届けてまいります。