屏風の箔表現を現代の空間へ
2024年、東京・銀座のヘッドスパサロン「Kläre(クレーレ)」のカウンター全面に金沢箔装飾を施しました。
空間デザインでは、日本の伝統産業や手仕事を積極的に取り入れるという考えのもと、かつて屏風絵の下地装飾として用いられてきた金箔の表現に着目。その意匠を現代の空間へと展開し、店舗の印象を大きく左右するカウンターの仕上げに取り入れています。
2024年、東京・銀座のヘッドスパサロン「Kläre(クレーレ)」のカウンター全面に金沢箔装飾を施しました。
空間デザインでは、日本の伝統産業や手仕事を積極的に取り入れるという考えのもと、かつて屏風絵の下地装飾として用いられてきた金箔の表現に着目。その意匠を現代の空間へと展開し、店舗の印象を大きく左右するカウンターの仕上げに取り入れています。

カウンター全体を一つのアート作品として捉え、屏風制作にみられる伝統的な箔表現のエッセンスを残しながら、箔を意匠的に貼り合わせています。
一枚一枚の箔が生み出す重なりや揺らぎを活かすことで、均一な金属面とは異なる、手仕事ならではの豊かな表情を生み出しました。

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カウンター全面には真鍮箔を使用し、古(いにしえ)貼りによる箔装飾を施しました。
一枚一枚の箔を貼り重ねながら、箔の重なりや揺らぎが生み出す表情を確認し、カウンター全体の意匠として仕上げていきます。広い面積への施工においても、均一な金属面にするのではなく、箔ならではの質感や手仕事の痕跡を活かしています。


箔装飾の上からは、空間のデザインに合わせた深みのあるグリーンの着色を施しました。
箔そのものの風合いや光の反射を活かしながら色を重ねることで、瑞々しさを感じさせる表情に仕上げています。
さらに表面には、店舗什器としての使用を考慮したコーティングを施しました。伝統的な箔の表現を現代の商業空間へと取り入れ、見る位置や光の当たり方によって異なる表情を楽しめるカウンターとなっています。
箔一では、ラグジュアリーブランドの店舗やホテル・旅館、商業施設などの建築装飾をはじめ、自動車の内外装、アート作品など、幅広い分野で箔加飾を手がけています。現場での施工からシート加工による製品供給まで対応しており、施工条件や耐久性、ご予算に応じて最適な工法をご提案します。また、長年培った技術を活かし、文化財修復や寺社仏閣の修復・装飾にも携わっています。箔加飾をご検討の際は、お気軽にご相談ください。