株式会社箔一は、箔一の商品の中でも長く愛されてきた「華おぼろ」のデザインを取り入れた新シリーズを2025年11月1日(土)に発売いたします。
愛らしいデザインを現代に合わせて提案
毎日でも使える普段使いの器ながら伝統的な工芸美を表現し、90年代に人気を博した「華おぼろ」。このシリーズで人気だった愛らしいデザインを現代に合わせて洗練させた新商品が登場しました。
                    株式会社箔一は、箔一の商品の中でも長く愛されてきた「華おぼろ」のデザインを取り入れた新シリーズを2025年11月1日(土)に発売いたします。
毎日でも使える普段使いの器ながら伝統的な工芸美を表現し、90年代に人気を博した「華おぼろ」。このシリーズで人気だった愛らしいデザインを現代に合わせて洗練させた新商品が登場しました。

このシリーズは、金箔のあしらいに工夫を凝らして上品な美を表現しています。伝統工芸では、朱色と金の組み合わせは雅やかな風情を表現し、婚礼の席やひな祭りなど、特別な日の演出に好まれてきました。華やかな色使いと、晴れの日にふさわしい繁栄を意味する市松柄を組み合わせた箔一の華おぼろは、こうした伝統美を取り入れながら、毎日の食卓で使えるようなデザインを両立したシリーズです。

シリーズ名にある「おぼろ」は、霧などによって景色がぼやけるさまのこと。歳時記によると、朝や昼に遠景がぼやけるさまは霞と呼び、夜半に月や灯りにかかるものを朧と呼ぶそうです。おぼろは漢字では「朧」。月に龍と書き、いっそう幻想的なイメージを感じさせます。こうした自然現象に名をつけ、ゆらぎのあるもの、不完全なものに美を見出すのは、日本人独特の感性といえるでしょう。

華おぼろは、華やかさと朧という、相反する二つの美を併せ持っています。箔を小さく砕いた「切廻し」を、あえて隙間を空けてあしらって、その合間に朱色をのぞかせました。祝祭をイメージさせる朱と金の色彩なかにも、独特のゆらぎのある仕上がりが奥行きを表現しています。また表面には、乾漆調の加工を施し、落ち着きのある商品となっています。朱色についても、リニューアルにあたり落ち着いた色を選択、普段の食器との組み合わせやすさにこだわりました。
箔と朱色が幾重にも重なって見える箔加飾で市松模様を表現しています。市松は、江戸中期に人気歌舞伎役者の佐野川市松が着用した衣装から名付けられたもので、繁栄を意味する吉祥文様です。江戸の粋を感じられる二段重は、内側は食材が映える黒仕上げ。お菓子を囲み話題が弾むティータイムに使うのもおすすめです。また小ぶりな3.8寸重は、アクセサリーや化粧品など細々したものを収納するボックスとしてもお使いいただけます。
箔と朱色が幾重にもなって見える箔加飾「もみちらし」で市松模様を表現しています。市松は、江戸中期に人気歌舞伎役者の佐野川市松が着用した衣装から名付けられた、繁栄を意味する吉祥文様です。潔い模様から江戸の粋を感じられる二段重。内側は、食材が映える黒仕上げ。お菓子を囲み話題が弾むティータイムに使うのもおすすめです。
箔と朱色が幾重にもなって見える箔加飾「もみちらし」で市松模様を表現しています。市松は、江戸中期に人気歌舞伎役者の佐野川市松が着用した衣装が話題になり名付けられた、繁栄を意味する吉祥文様で、日本の粋を感じられるお箸です。乾漆仕上げ(表面がざらざらしている)ため手にフィットし易く、箸に慣れていない方にも使いやすくなっています。
もみちらしの箔の間から覗く色彩がほかにはない表情を醸し出す箸置きです。同シリーズのお重や箸と組み合わせてお使いいただくのがおすすめです。
同シリーズの箸と箸置きをセットにしました。統一感のあるコーディネートで、日常からお祝いの席まで幅広くお使いいただけます。