気品ある箔布の端切れが、アクセサリーとして生まれ変わる

気品ある箔布の端切れが、アクセサリーとして生まれ変わる

この度、株式会社箔一(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:浅野 達也)は2024年4月27日(土)より、箔一オリジナルの金沢箔をあしらった箔布を用いたアクセサリーを新発売します。

昨年、卯年の木目込み人形の端切れを使った第一弾のアクセサリー「HAKU-NUNO'23」を発売。サスティナビリティに配慮した点や、デザイン性が認められ即完売となりました。2024年も同様に、干支である辰の木目込人形から出た端切れを同様に活用し、第二弾「HAKU-NUNO'24」を発売いたします。

気品ある光沢をたたえる箔布

箔一は、布に金沢箔をあしらう日本で唯一の技術を保持しています。この技術で作る布を「箔布」といい、雛人形や五月人形などに用いています。独特の輝きをたたえる箔布は、美しく気品があり、特別な人形にふさわしいと素材とされています。人形を制作する際には余分な生地を省いていく工程があります。この時に、端切れがでます。これらの端切れは、これまでなかなか使い道がありませんでした。

作家の手によって端切れが生まれ変わる

製作過程で生まれた端切れとはいえ、箔をあしらった最高級の布素材です。こうしたものも無駄にせず、新たな命を与えようと生み出されたのが「HAKU-NUNO」のシリーズです。端切れは様々な形をしているため、アクセサリーに加工するには一つずつ手作りをしなければなりません。また、余分な生地を用いるため、その種類も時節ごとに変わっていき、同じ柄が常にあるとは限りません。端切れならではの、一回限りの偶然が生むデザインは、このアクセサリーの魅力ともいえるでしょう。

箔布のもつ物語を身にまとう

「HAKU-NUNO'24」は、今年の干支である「辰」の木目込み人形から出た端切れを用いデザインも一新しました。辰とは干支の動物の中で唯一の空想上の存在であり、特別な力を持つともいわれています。その人形から出た端切れは、まさに辰の身体の一部ともいえるもの。そのパワーを身にまとうことで、ご利益の一端を感じることもできます。

商品概要