暮らしに溶け込む、金沢箔のフリーカップ

暮らしに溶け込む、金沢箔のフリーカップ
箔一では、定番の器「そば猪口」を現代的な暮らしの中で解釈した、モダンなデザインのフリーカップを新発売します。

伝統的な様式を、現代の暮らしで楽しむフリーカップ

底がすぼまり、上に広がっていく形状。手になじみ持ちやすく、シンプルで使いやすい器。箔一の提案するフリーカップは、日本の伝統的な形式である「そば猪口」を、現代の暮らしに合わせて提案するものです。

「そば猪口」は、日本人に最も親しまれた器

そば猪口は、江戸前期より様々な産地で作られてきました。当初は、お茶を飲んだり、ちょっとした総菜を入れるなど、様々な使われ方をされていましたが、江戸末期に蕎麦が一大ブームとなった際、つけ汁を入れる器として用いられたことから「そば猪口」という名称が定着したようです。箔一では、この器の持つ本来の役割である、様々な使い方ができる便利な器という意味で、「フリーカップ」という名称を用いています。

フリーカップ

日本の暮らしに溶け込んできた形

そば猪口は、こぢんまりとして手になじみ、多用途で使えることから、人々の必需品でした。そのため古くから様々な柄のものが作られてきています。民芸運動で知られる柳宗悦は、そば猪口について、「この蕎麦猪口ぐらい衣装持ちは無いと言える。」(「藍絵の猪口」 昭和17年 日本民藝協会)と記しています。そば猪口は、コレクションするもよし、お気に入りのものを一つ持って愛用することも、暮らしを豊かにするきっかけになるでしょう。

 

盛り上げの技法で吉祥柄を

箔一のフリーカップは、こうしたそば猪口の伝統も踏まえ、手になじみやすい形状と暮らしの潤いとなる華やかさを持っています。本金箔をあしらった豪華な仕様ながら、2色のシンプルでモダンなデザイン。盛り上げの技法で、日本の吉祥柄を描いており、マットな白地と金箔の部分で、それぞれ違ったニュアンスの光と影が柄を浮き上がらせます。見る角度によっても、柄や色彩が変わって見え、いつまでも飽きの来ない仕上がりです。

 
フリーカップ

暮らしのパートナーとして

フリーカップは、ちょっとしたおつまみを入れたり、スティックサラダの盛り付け、またお茶を飲むコップとしても使うことができます。お酒をたしなむ方には、ウィスキーや焼酎をロックで飲むような使い方もおすすめです。用途を限定せず、一日に何度でも使える、暮らしのパートナーとしてお楽しみください。

【商品ラインナップ】

フリーカップ

■箔小紋 フリーカップ 七宝
■七宝:七宝とは仏教において大変貴重とされる7つの宝を指します。輪の文様が永遠に連鎖する柄は円満・調和・繁栄が続くことを表します。

 

フリーカップ

■箔小紋 フリーカップ 市松
■市松:江戸時代中期の人気歌舞伎役者「佐野川市松」が好んだことから、名前が付いたとされています。上下左右に途切れることなく続く文様は、繁栄の意味が込められています。

 

フリーカップ

■箔小紋 フリーカップ 麻の葉
■麻の葉:麻の葉にはまっすぐに伸びる性質があることから、子供の成長祈願や魔除けの願いが込められています。赤子の産着でも定番の柄となりました。

商品/箔小紋 フリーカップ
価格/5,500円(税込)
発売日/2023年11月1日(水)
販売/箔一各店、箔一通販サイト(https://hakuichi.jp)にて