障がい福祉サービス事業などを行う「地域支援センターポレポレ」と 「箔一」共同企画、「金箔」から能力発見のきっかけを作る 体験イベント第三弾「金継ぎフォトフレーム」体験開催。

この度、株式会社箔一と、特定非営利法人 地域支援センターポレポレ「ぽれぽれ工房山の家」(事業所:石川県金沢市、施設長:菊義典)(以下ポレポレ)で行ってきた、障害のある方の興味や感性の可能性を広げる場を目的である金箔体験イベントの第三弾を開催します。

SDGsの取り組み障害者支援センター共同企画金箔体験
SDGsの取り組み障害者支援センター共同企画金箔体験
SDGsの取り組み障害者支援センター共同企画金箔体験
SDGsの取り組み障害者支援センター共同企画金箔体験

(写真は第二弾金継ぎマグネット体験の様子)

ポレポレでは、障がい福祉サービス事業「ぽれぽれ工房山の家」の中で、障害者が社会活動を送る上で必要な生活介護だけに止まらず、彼らの表現力を引き出し、高い感性を磨くことをサポートする事業に取り組んでいます。絵画や造形をはじめ、染色など様々な芸術活動を通して、個々が興味を持つものや得意なものを引き出し、発表の場を設けることで、就労支援や社会活動への一歩になることを目指しています。

ポレポレから箔一に声がかかり共同で2023年の3月と6月に金箔体験イベントを開催しました。金箔体験を通じて、色々なことに興味を持つ機会を作り、工芸や、伝統文化のなかで得意なことへの気付きに繋がり、彼らの将来の就労も含めて、少しでも未来の可能性を広げるきっかけの一つになることを願っての開催です。

第一弾は金箔を貼った小箱作り、第二弾は金継ぎマグネット作り。第3三弾となる今回は、金継ぎフォトフレーム体験となります。本来は漆を使う「金継ぎ」を簡単にアレンジし、奥能登の海に届いたシーグラス(ガラス瓶のゴミなどが割れて波に揉まれ角の取れた小片となったもの)を使ってフォトフレームを作る体験を実施します。

SDGsの取り組み障害者支援センター共同企画金箔体験
SDGsの取り組み障害者支援センター共同企画金箔体験

箔一では夏休みに金箔工場親子見学会を実施するなど、様々な形で金箔に触れる体験を通して地域の子供たちへの教育として金箔について学ぶ機会を提供しており、その取り組みの一環でもあります。

また、今回の開催会場において「プレぽれぽれちゃんねる」として、「ぽれぽれ工房山の家」に在籍するメンバーが作成した作品の展示や、学生とのコラボレーションによるプロジェクションマッピングの上映も行っております。期間中予約なしで一般の方の鑑賞も可能ですので是非お越しください。

■概要

  • イベント名:「ぽれぽれ工房山の家」 × 箔一 金箔体験
  • 日時:第三回:2023年9月30日(土)13時〜 1時間程度
  • 費用:無料
  • 参加者:20名程度(石川県内の地域支援センター等から希望者を事前募集)
  • 場所:金沢市民芸術村 アート工房(石川県金沢市大和町1-1)

 

■関連イベント概要

  • イベント名:プレぽれぽれちゃんねる
  • 開催期間:2023年9月29日(金)・30日(土)10時〜16時
  • 場所:金沢市民芸術村 アート工房

 

■特定非営利活動法人 地域センターポレポレ「ぽれぽれ工房山の家」について

  • 施設長:菊 義典
  • 住所:石川県金沢市三小牛町イ3-2
  • 事業内容:
    ・生活介護
    ・就労継続支援B型