伝統工芸と先端技術が融合したアート作品「DAWN」
箔一では、東京大学先端技術センターとの共同研究プロジェクトにより、
現代アーティスト吉本英樹氏による金沢箔のアート作品「DAWN」の制作に協力をしました。
「DAWN」は、伝統の金沢箔と先端技術の融合によって生まれたアート作品です。
金沢箔に、微細な穴を無数にメッシュ状に開け、光を透過させることでこれまでになかった金沢箔の表現を生み出しました。400年以上にわたる金沢箔の歴史において、誰も見たことがなかった箔と透過光の新しい関係の発明です。
本作のタイトル「DAWN(夜明け)」には、伝統工芸に新たな1ページを刻みたいという想いが込められています。雄大な夜明けをさらに高次から見返したような、恒星と惑星が織りなす光の情景が、金沢箔の上に表現されています。
本作品は、デザインスタジオ「Tangent」の創業者吉本英樹氏が、個人名義で発表する初のアート作品となります。