国立天文台野辺山|長野
国立天文台野辺山の電波望遠鏡は、ミリ波と呼ばれる電波を観測できる45mの世界最大口径をもつ電波望遠鏡です。この大口径を活かして天体からのかすかな電波をとらえ、数多くの研究成果を生み出しています。この内部にある反射鏡のリニューアルプロジェクトに関わりました。
国立天文台野辺山の電波望遠鏡は、ミリ波と呼ばれる電波を観測できる45mの世界最大口径をもつ電波望遠鏡です。この大口径を活かして天体からのかすかな電波をとらえ、数多くの研究成果を生み出しています。この内部にある反射鏡のリニューアルプロジェクトに関わりました。
内部に設置された2枚の反射鏡の劣化により低下した観測性能を、金澄を貼ることで向上させる計画に、金箔メーカーとして参加し、期待値通り観測効率15%向上を成功させました。
標高の高い場所に位置し、寒暖差が激しく天候も刻々と変化する中、雨風が吹き込む過酷な環境下での作業となりました。様々な案件の実績を積んできた箔一の職人の技術と経験により、見事に成し遂げました。
金沢の伝統工芸が、最先端科学とコラボレーションし、新たな分野で伝統産業の可能性を開拓する事ができました。常に新しい分野に挑戦し続け、高い技術を持つからこそ実現することができました。