2018年10月 5日

経団連夏季フォーラム2018での質問③

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前回に引き続き、経団連夏季フォーラム2018で行った質問・第3回です。

第2セッション「デジタライゼーションと産業構造の転換」

 

講演(1)

講師:牛窪 恭彦 氏

◆みずほ銀行 執行役員 産業調査部長

・アナリストとして、デジタルイノベーションによって、生じつつある変化を分析している。

 

【質問1】

・今後の金融については、決済のキャッシュレス化について、標準的な仕組みを備えた者が、

 勝者になると考えられます。

・具体的に述べますと、例えばみずほ銀行のライバルは、三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行ではな

 くて、アップル、アマゾンになっていくのではないかということです。

・アメリカの企業の歴史を振り返りますと、GE(ジェネラル・エレクトリック)が典型的

 ですが、エジソンの電球の製造から始まりまして、現在では金融事業にまで参入しています。

・これを踏まえますと、アップル、アマゾン、グーグルも金融に本格参入してくる可能性は

 高いと言えます。

 またアメリカ以外にも、アリババやラインなども同様の動きが予想されます。

・つまり、敵は国内ではなく海外にあります。

・それでは、日本の金融機関はこれに対してどのように対応して行くべきか。

・アマゾンを例に考えて見ますと、「物」、「流通」、「金融」、「情報」の4つの機能を保有

 しています。つまり、日本の企業もこれらの機能を持つ企業どうしが連携してはどうかと

 思います。都市銀行だけで戦うのではなく、例えば楽天、イオン、場合によっては郵便局とも

 連携して、新しい財閥を形成して、海外企業と対抗していくのはどうでしょうか。

・また、財閥に関して言えば戦後GHQにより日本の財閥は解体させられましたが、再びこれを

 復活させるのも一案かと思います。金融、商社、メーカー等をひとつにまとめて、実業と金融の

 機能を有する巨大企業グループを 作って、アップル、アマゾン、グーグルと対抗していく考え

 です。

・このような思い切った業界再編をすれば、日本の金融やその他の産業も世界で勝ち残っていける

 のではないかと思います。

 

 

【質問2】

・金融業界における喫緊の課題としまして、2020年までにオリンピック・パラリンピックまでに、

 キャッシュレス化を進めなければならないと思います。

・キャッレス化には、様々な課題がありますが、主たるボトルネックは端末導入費用や

 手数料にあると考えられます。

・以前に私は、国土交通省地方整備局の外部有識者を務めておりましたが、ETCインフラ

 については、国の費用負担に一斉導入を提言し、そのとおりとなり、一気に実用化が進みました

・これを参考にすると、キャッシュレス化を進めるうえで必要になる端末の導入について急速に

 進めるためには、国が一定の補助をしてもよいのではないかと考えています。

2018年10月 4日

京都経済同友会の皆様がご来社され講演させていただきました。

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京都は私の故郷でお話ししていても楽しく何故京都の古い町から大企業が生まれるのか?私の企業に対する考え方は京都産?などなどお話させていただきました。

 

また、もともと素材産業であった「金箔」を「金沢箔ブランド」を構築するまでの創意工夫や、逆転の発想で開発した「あぶらとり紙」「食用金箔」誕生秘話、私自身が考える、道徳教育・人材育成の考え方についてご披露させていただきました。

 

人材育成については、

「本人のことを考えると、時には愛の鞭により厳しく指導する必要もあると考えます。高度経済成長以来、日本の成長を支えてきたものづくりへの情熱やこだわりが日本企業の強みでその思いが企業を大きくし、経営者と社員一丸となって頑張ったからだと考えます。そんな情熱が失われないよう、日本企業の経営者は、今こそ本質的な人材育成について深く思考し、これまでの「愛の鞭」のすべてを否定するのではなく残すべきものは残す英断が求められるのではないか」

という私の考えに対して、皆様、メモを取られながらお聞き下さり、その真剣な眼差しがとても印象的でした。

 

講演の後は、箔巧館・ミュージアムをご覧いただき、私の箔打ち技術への思いにも真摯に耳を傾け、熱心にご質問いただき、私もとても楽しい時間を過ごす事ができました。

 

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2018年10月 2日

経団連夏季フォーラム2018での質問②

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前回に引き続き、経団連夏季フォーラム2018で行った質問・第2回です。

第2セッション「デジタライゼーションと産業構造の転換」

 

講演(1)

講師:北野宏明氏

◆ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長兼所長

◆システム・バイオロジー研究機構 会長 ◆沖縄科学技術大学院大学 教授

 

【質問1】

●私は現在、地域経済活性化委員会の委員長としまして、新たな統治機構について検討をしています。これまでは道州制と読んでいたものですが、ここでは広域行政と言わせていただきます。

 

●私はAIの活用なしには、広域行政へのシフトは成り立たないと考えております。AIを効果的に活用できれば、行政コストを削減することと、行政サービスの質を維持・向上する事が両立できるのではないかと考えています。

 

●行政におけるAIの活用の今後の見通しについて、コメントいただければ幸いです。

 

【質問2】

●箔一の事業に関連しますが、あぶらとり紙は、元々金箔を作り出す過程で不要になり廃棄されていました「金箔打ち紙」を転用したものです。私は、あぶらとり紙を始めて商業化しました。今では、あぶらとり紙は広く世界に知られる商品となりました。例えば、あぶらとり紙の例のような、まったく異なる分野へ展開するアイディア等は人間にしか考えられないと思います。

 

●あぶら取り紙のような例を踏まえますと、人間が得意とすることとしまして「文脈を読む」、「かけひきをする」、「貸しをつくる」、「ひらめき」、「直感」、「感性」、「芸術性」があると考えております。また、私はこれらの分野について、特に女性が優れた才能を持っていると考えています。

 

●仮説ではありますが、男性の仕事の多くはAIで代替可能であり、女性が担う仕事が人間の仕事として残るとすると、恐ろしいことですが、女性が社会の頂点に立ち、次にAIやロボットがそれに従い、その下に男性が存在するという社会になるかもしれません。

 

●さらに、AIにより人間の仕事が奪われるとすると、リーマンショックのようなAI恐慌が発生する可能性も考えられます。

 

●AI社会にも生き残れる人材像や、AIが人類にもたらすリスクにについてコメントをいただければ幸いです。

2018年9月21日

電電産業懇話会

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電電産業懇話会で講演させていただきました。箔一創業当時のお話、現在取り組んでいる経団連での私の提言で、

「大企業と地方中小企業とのビジネスマッチング」、「大企業と地方企業との人材マッチング」、「女性省の提案」、「AIを利用した道州制」などなどてす。

 

ご参加の皆様には、大変興味深いご様子でお聞きくださり、9月18日に発売されました、箔一とNTTとのコラボレーションで、はじめて金箔が採用された慶祝用電報台紙「金箔電報」もご紹介いただき、私の方が逆に感激致しました。

 

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2018年9月21日

明治大学経営学部ゼミナールの学生さんが企業見学にいらっしゃいました。

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明治大学経営学部のゼミナールの学生さんが、正規科目の演習として企業訪問にお越し下さいました。

 

工場を見学いただいた後、本社にて地域経済や地域産業政策等に関心を持つ学生さん達に経営やものづくりの心についてお話させていただきました。

 

また、金沢箔の歴史や製箔の技術、伝統を守る事と革新を起こす事、販売や広告についてなど、多岐に亘る質問をいただき、授業に熱が入ります。

 

前途洋々たる学生さんたちが、目を輝かせ、熱心にメモを取りながら話しを聞いてくださり、大変感激いたしました。

 

箔巧館でのお買い物や金箔ソフトクリームもお楽しみいただき当社のミュージアムもとても喜んでいただけました。これからも益々勉強に励んでいただき日本の将来の為に頑張っていただきたいと思います。

 

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