2018年11月 8日

コラム 第6回 「憲法改正」

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《経団連審議員会副議長として提案》

コラム 第6回  「憲法改正」

 

「経済人が政治を語るべからず」とする風潮は長く一般的なものでした。特に地方部では、現在でもこの風潮が基本にあります。

 しかし、安倍政権が憲法改正の議論を開始して以来、東京の経済界においては、これまでの聖域に踏み込む形で、憲法改正が議論されるようになりました。

 そもそも企業は国へ納税しておりますので、企業あっての国家であり、企業は国のあり方について遠慮せずに政府へ意見を述べていくべきというのが、私の意見です。そして、憲法は国のあり方の基本を規定するものでありますので、企業としても当然意見を述べていくべきと考えます。

 

憲法改正について検討する際に、我々は日本のことだけではなくて、世界の状況や国際情勢、地勢学的な戦略も踏まえなくてはなりません。

世界を見るとトランプ政権の樹立が潮目となり、一種の保護主義的な動きが潮流になりつつあります。中国の一帯一路も、かつてのシルクロードの範囲を超越し、アフリカ諸国まで取り込みつつあります。さらに、ヨーロッパに目を向けると、イギリスがEUから離脱し、さらにドイツのメルケル首相も引退を決めて、保護主義的な動きに対立し、協調を旨としていたEUが力を失いつつあります。

このような状況を鑑みますと、日本は世界との協調はこれまでどおり重視しつつも、他国に過度に依存しない、自らの足で自立する大人の国へ成長する必要があると思います。そして、そのためには自民党が提示するような憲法改正は自然な流れにあるのではないかと思います。

 

おそらく安倍政権で憲法改正を達成できなければ、さらに50年は無理でしょう。今このタイミングで憲法改正をすることが、本当の意味で戦後を終わらせ、日本が未来に向け成長して行くための基盤になると考えています。

2018年10月25日

北國新聞に掲載されました

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金沢商工会議所女性会設立10周年式典にて感謝状を賜りました。

20181024【北國新聞】女性会.jpg

2018年10月24日

選挙制度の改革を提言

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次世代の選挙制度として新たに3点のアイディアがあります。

 

第一には、地域を離れて都市部へ転居した人間に、ふるさとへの投票権を認めるふるさと選挙です。

選挙権を与えることで引き続き地域に関心を持っていただくことで、いずれUターンにもつながると思います。ふるさと納税のかわりに選挙権を与えるのも一案かと思います。

 

第二に、インターネット選挙で、若者の投票率向上を目指します。世界のどここからでもインターネットで選挙ができれば、投票率は向上するはずですし、ふるさと選挙を実施するためにもインターネット選挙が必要です。

インターネット選挙にはセキュリティーの確保が必須ですので、マイナンバーカードのシステムなどを活用し、万全の体制を整えます。それは政府のしっかりした対策が必要でしす。

 

第三に、過度なシルバー民主主義を是正するために、選挙権の定年制もしくは自主返納を提案しす。選挙権は90歳まで、それ以上は引退を選択できるようにすべきでは。

免許証を返納するよう日本の若い人材を信頼し米100俵の精神で未来を託します。100歳時代からこそ次世代を担う子供の為に‼︎

2018年10月23日

女性省新設提言

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経団連の役員になった2年半前、2016年4月13日、日本全体で女性の社会進出を進める本気度を示すために、「女性省」の新設を参議議員の方に提言いたしました。

そして、2018年5月26日には参議院政策審議会で女性省提案を検討してくださることになりました。

 

日本では安部政権において女性活躍を提唱しながら実際にはまだまだ実行されていません。

現在内閣府男女共同参画局にありますが局から省に格上げし「女性省」を新設することを当時の野田聖子前総務大臣にも直接お話させていただきました。

 

女性の社会進出を促進するため、諸外国では女性省を作り、ここに権限を集中させて、女性の社会進出を進めています。欧米ではカナダ、ドイツ、オーストラリア、アジアでは韓国、タイ、ベトナム、フィリピン、バングラデシュなどに女性省が存在します。

 

かつて、日本では高度経済成長時代に、経済の成長の影で環境が悪化し、多くの公害問題が発生しました。

その後の世界的な環境改善の動きも捉えて、日本では、1971年に環境庁が新設され、その後2001年にこれが環境省になり、日本の環境問題への取り組みが大きく推進しました。

これと同じように、女性の社会進出を強力に推進するために、女性省の新設を提案するものです。

 

ここで普遍的に重要なポイントについても考えてみようと思います。私の周りには優秀な女性が数多く存在しますが、彼女たちに共通するのは、「女性枠」で認められるのではなく、「実力」で評価されたいという思いです。

女性だけでなく、社会で活躍する多様な人々に対しても共通して言えることですが、重要なのは「結果の平等」ではなく、「機会の平等」が与えられることだと考えます。

 

例えば取締役の女性の割合が問題となりますが、取締役の女性の割合や人数を決めるべきではなく、女性も男性と同様に取締役になれる機会が保障されていることが重要で、実際に取締役になれるかどうかは男女関係なく、実力次第で判断されるべきです。

創業者としての経験を踏まえると、どこかを優遇すると、必ずどこかにひずみが生じます。すべての社員を、公平に、平等に考えることが、最も基本であり、重要なことであるのです。

2018年10月22日

暖簾の意味

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先般、出張が続きやっと小松空港に着いたときにはすっかり暗くなっていました。高速を走り当社の前にさしかかった時、やはり会社の建物を見ると安堵感が広がり疲れも癒されました。

ふと見ると箔一の暖簾が出しっぱなしになっていました。昔は毎日暖簾をしまっていましたが、なぜ閉店後にしまわないのかと、とても疑問に思いました。

早速幹部担当者にその訳を聞くために電話をかけましたが誰にも繋がりません。以前なら連絡は必ず取れましたが、今は「働き方改革」推進の影響でしょうか、数名にかけましたが応答はありませんでした。

 

創業者が今日まで必死で築き上げた箔一のブランドづくりの思いは、今の社員には伝わらないのでしょうか?

箔一の名前には「箔屋で女で一番になる」として昭和39年に創業した創業者の思いが込められ、暖簾にはその思いが刻まれているのです。

暖簾は会社の命です。朝のスタートには社員一同気合を入れて今日一日を良い日で迎えられるよう心で念じます。終業には一日無事に終わったことへの感謝をし、暖簾を大切にしまいます。

時代や様式が変わっても社名を掲げてある暖簾は会社の看板なのです。

会長として暖簾(箔一の命名)には深い愛と思いを込めています。夜中に強風が吹くかもしれません。そんな時、出しっぱなしの暖簾が可愛そうではないか、寂しのではないか、などの気配りを今までスタッフには教えてきましたが、年月がたてばその思いも希薄になるのを悲しく思いました。

 

それは、箔一の名を記した暖簾には、これまでの社員の皆で築いた会社の信用や歴史も込められているからです。

暖簾には色々な意味があると思います。「暖簾に傷が付く」、「暖簾をたたむ」、「暖簾を分ける」、などと言われるように、暖簾には重要な意味が込められ、「無形の財産」という意味もあるのです。

 

どうぞ社員の皆さんが暖簾に対する愛情や箔一の創業の歴史を今一度考えてみていただきたいと願っています。

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