2017年11月 9日

女性管理職 増やすには

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衆院選の結果、自民党の圧勝に終わりました。自衛隊の憲法明記、緊急事態対応、消費税、教育費無償化などが公約ですが、どのような国に舵を取るのか、大いに期待します。 

 

 安倍政権は「1億総活躍社会の実現」を目指す公約で、女性活躍の後押しをしてきました。先日、新聞にこんな記事が載っていました。北陸の女性就業率は、石川は全国2位の51.8%、富山は同6位の50.8%で、全国の48.3%を上回っています(2015年国勢調査など)。ただ、女性管理職の割合は全国で16.4%で、両県は14%台。なぜ増えないのでしょうか?

 

 安部政権は20年までに女性管理職を30%にする目標を掲げていますが、達成を阻む様々な社会的要因があり、国も自治体も会社にも、解決が必要な事項が山積みです。出産・子育てという大きな役割がついて回る女性が働き続けるには、産休制度があっても、待機児童や学童問題に直面することもあります。

 

 多くの女性が社会進出を目指すようになったことはもうれしいことです。男性社会で働く自分の仕事を評価してほしいと望む前向きな女性も多くいます。だから、女性管理職の数値目標を定められることには違和感があり、女性蔑視ではないかと考えます。男性と対等に仕事をし、対等の評価を望むことこそ、男女雇用機会均等法の精神ではないかと考えます。もちろん、考慮しなければいけない男女の領域はあると思いますが。

 

 当社は管理職の33%が女性です。当社のような会社は北陸では珍しいといわれますが、女性管理職を支えているのは、男性の理解と指導力ではないでしょうか。器が大きく、能力が高い男性上司でないと、女性部下の能力を最大限に生かすことはできないでしょう。今回の選挙で勝利した議員さんには、国民は厳しい目で、公約だけではなく、その活動を評価しなくてはなりません。真に女性が輝いて活躍できる社会の実現のために。

 

 一方、働き方改革が今求められています。生産性向上には、会社側だけでなく、社員一人ひとりの考え方が大切です。でも、仕事に働きがいを感じる情熱は、一握りの社員にのみあるのが現実です。昔で言う“愛のムチ”をふるいにくくなった現代は、社員に対する言葉も選ばなければなりません。そんな中、我が社では、私が「仕事とは?」ということをたたき込み、厳しく育ててきた女性が、現在、上司となっています。その部署の女性たちは意識が高く、会社を支える存在です。

 

 当社も正社員、パートナー(当社ではパートをパートナーと呼びます)、学生らのアルバイトがいますが、私は社員を、パートナーさんから「さすが社員」と言われるように厳しく指導します。自分を持ち、箔一の仕事が楽しいと思う人材が今日の箔一を築いてくれています。目的を持って入る社員は、自分を磨き、ステップアップしています。男女問わず、企業文化を理解した管理職が会社を支え、発展させていくでしょう。

 

(11月3日(金)讀賣新聞 石川版「浅野邦子の金言」より)

2017年11月 5日

金沢市より産業功労賞を拝受

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先般、文化の日に金沢市より産業功労賞を拝受させて頂きました。

金沢箔を伝統にこだわることなく新しい分野に開発発展させ、あぶらとり紙、化粧品、金沢箔工芸品、金沢箔の建築材として技術開発、金沢箔のブランド化と地場経済発展した功績を評価頂きました。

過分な言葉を頂きましたが、自分ができる当たり前のことをしてきた40年だったと思います。

この伝統を守る金沢市からの表彰は、これでやっと金沢市民になれたかと、今まで色々表彰いただきましたが本当にうれしく、わたくし自身感慨無量でした。

みなさんのおかげで、頑張ってくれた社員に感謝したいと思います。

これからも金沢箔の発展のために頑張ります。

本当に感謝申し上げます。

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