2013年8月15日

『将棋の駒』と考える人財

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変化とスピ-ドの速いグロ-バル競争の経済環境下にあって、企業の求める人材とは、を考えてみました。


いずれの会社も優秀な人材を求め、会社の発展を願うことは当然のことです。


企業が求める人材に必要な基本要素として「チャレンジ精神」「主体性」「創造性」「責任感」「 誠実性」「協調性」「コミュニケ-ション能力」など挙げれば限りがありません。


いい人材とは豊富な知識を基として、企業発展に貢献にしてくれる人は言うまでもありませんが、しかしそんな優秀な人材も、個性は十人十色です。適切に役割を分担しなければ企業は成り立つはずはありません。


優秀な人材を活用した組織づくりとは何を基準としているのでしょうか?
 

私は企業の組織とは、「将棋の駒」のような人材を揃えるという考え方でつくり出すものだと思います。各々の個性から役割分担が決められ、組織で『詰め将棋』が出来ることです。


故に個人の個性を見極め、大いに生かすことが経営陣の大切な仕事の1つだと思います。


「車」のように一概で真っ直ぐにしか進めない、無器用で素直な人材。

 

「桂馬」のように、相手の駒も自分の駒もジャンプして動くことができる特殊な人材で、横道にそれるが目的に向かって必ず進んでいける奇抜な人材。

 

「銀」のように両横と真後ろに下がれないので、斜め前や、斜め後ろに一歩ずつ前後しながら前へ進んでいく人材。

 

「金」のように自分の身の回りを見渡し、斜め後ろにさがることができないが、戦略を持って前に進み、必ず会社の幹部になっていくだろう人材。

 

「歩」のように一歩ずつしか進めないが、その場に留まるか、いつか王手を掛けられる要素をもった人材にもなれる大器晩成型など。

 

その他、「角」や「飛車」の要素を持つ人で、最初から一足飛びに、前に進む優秀な人材など。

 


こうして考えると人材を人財に変える事は、個性をどう生かすかのマネジメントが最も大切になってきます。


しかし、一番大切な事は、本人も自分の本質を知り背伸びせず、自分にあった役割をこなす事が会社にとっても、本人にとっても最良で、組織の中で自分の個性を最大に発揮でき、会社に貢献する事に繋がるのです。


いい人材とは使う側も使われる側も、会社の掲げる企業使命と自分の能力を理解し、無理のないように人材を『将棋の駒』のごとく適材適所に配置する事が必要です。適切な人材が揃っていてこそ強固な組織が作られ、会社発展に繋がるのだと確信しています。


自分がどんな「駒」なのかを知ることが大切で、個性を活かせる最大の人材活用術となるのです。