2012年4月25日

自社ブランドの構築

今日からは、自社ブランドを構築するまでの販売戦略について書きたいと思います。


昭和50年ごろ、やっと商品をオリジナルで作ってデパートの取引が始まり、商品を5品目程売り場にならべて頂く事になりました。

 

売れるかどうか、祈る思いでお客様を待っていました。ひとりの女性のお客様が来られて、1500円の小箱を一つ買っていただき、お金がレジに打ち込まれたとき、感動で胸が熱くなりトイレに駆け込み、うれし涙を流しました。

 

あの時の感動が今も甦ってくるのは、私の歴史であり忘れられない思い出です。

しかし、次の月にデパートへ行くと商品はなくなっていました。売れたかと大喜びしたのですが、そうではなかったのです。

 

デパートには現地問屋さんがいて販売員を派遣して、自社の扱う商品を販売し売り場を守っているのです。


私のようにデパートさんからの指示で商品を納入して、問屋さんの利益にならない任せきりの商品など面倒見てくれるはずなく、売りきれたら補充もしないのは当たり前という事を、その時はじめて理解しました。


せっ かく取引がはじまった他の2、3箇所のデパートでも同じことでした。その上、補充のため送った商品の伝票も、売り場担当からいつ経理にまわり入金されるの かも曖昧で、デパートの縦割り組織の大きさと現地問屋の存在を知り、デパートとの取引を確実にするために、社員のいない私の販売戦略をどうすべきか、ここ から学び大きく変更して行ったのでした。