2012年3月25日

競争力の必要性

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今年も各々の会社で、新入社員の入社式が行われる季節になってきました。

 

今年は寒さが格別に厳しかったにもかかわらず、寒さを乗り越え桜のつぼみが膨らんでくるのを見ると、力強い息吹を感じます。学生生活を終え新社会人になり、社会の荒波に乗り出した時、学生気分が抜けず挫折しないよう祈るばかりです。

 

当 社の土手に桜の木が何本か植えてあります。その中でも、幅60センチ程のコンクリートに囲まれ、根を伸ばそうにも横方向にしか伸ばせない端の1番過酷な条 件の場所に植わっている桜が、一番大きく力強く枝を伸ばし美しい花をつけるのです。その桜は、狭い横長のコンクリートにはさまれたところに桜・紅葉・桜・ 紅葉・桜・紅葉の順番に間隔狭しと密集し、自分の根を張ることも、栄養を取ることもままならず、夏には囲いのコンクリートが手に触れられない程熱くなり、 地面はカラカラになります。他の木と絡み合いながら、競争によって鍛えられ「生きる力」を自助努力で勝ち取っているのでしょう。

2012年3月15日

総論賛成各論反対

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東日本の震災から11日で丸1年がたった。

 

阪神大震災の時も、東日本大震災の時も、私は股関節の手術で病院に入院中で発生時から経過をテレビで見ていました。日頃、忙しくテレビが見れないのに、この2つの大震災の時はなぜかテレビの前でしっかり実況中継を確認していました。

 

目を疑うほどの惨事で、本当にわが身に降りかかった時どう対処するだろうかと、自分に置き換えて悲惨さに心痛めていたことを思い出します。

 

あれから1年がたちこの問題は震災を受けた人達だけの問題になりつつあります。日本人皆が、テレビに釘付けになり共に恐怖を味わったはずなのに。

2012年3月 5日

逆転の発想『食材「夢の王朝」の開発』

本日は逆転の発想で、ものづくりへと繋がった例として、食用金箔「夢の王朝(現アニバーサリー金箔)」ができるまでを綴りたいと思います。

 

金箔の切り廻し(金箔を約10・9cm角に切った後の周りの切れ端)は料理やケーキの華飾として、また金箔入りのお酒やお菓子などに頻繁に使用されていました。

 

平 成元年の頃、当社としても販売に力をいれ営業をしましたが、昔からの下請を多く抱えている大手箔屋の問屋さんの価格提示には惨敗でした。大手さんは地金や 金箔等トータルで価格の調整ができるので、大口需要の取り引きになると、我々は価格競争になり負けてしまいます。たとえ取引が始まっても先方は必ず合い見 積もりを取られるので、納入価格の低さに私達がどんなに頑張っても勝てず悔しい思いをしていました。金箔のグラム売り競争では負けるが、どこにも無いもの を開発できれば大手には勝てるのにと考え続けていました。

 

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