伝統美の輝きを、日常で。
金箔の厚みはわずか1万分の1ミリ。箔一はこの薄く難しい素材の、魅惑の美しさを生かしたものづくりにこだわって 取り組んできました。古くから贅沢品として、また権力の象徴として使われてきた金箔貼りの技法を大切に継承しながら、現代の生活観に合わせて表現し、進化させてきました。
お客様にもこの伝統美から生まれる感動を、日常で感じていただきたい。そうした想いから、制作された金沢箔工芸品は、何千種類を超えています。高級美術工芸品はもちろん、気軽に使っていただけるインテリアからテーブルウェアまで幅広く取り揃えております。
悠久の歴史を超えて残された名画をお手元に
箔一は時代を超えて残っている名画を、岩絵具などでは表現できない金沢箔の鮮やかな色彩を使って表現し独自の製品をつくることができます。たとえば、俵屋宗達作の風神雷神画をモチーフに、狭小住宅やマンションに合わせたミニサイズ屏風を考案しました。
この風神雷神画を発展させ、掛け軸や文庫などの独自商品として作り上げることができます。金沢箔で描いた工芸品の特徴は、顔料で描いた絵と異なり、見る角度により輝き方が異なり、鮮やかな色彩を放つところです。職人の経験と技により金沢箔の艶や色彩を操り、お客様独自の製品をおつくりいたします。
世界が認める、金沢の伝統工芸。
金沢の伝統工芸は、世界が認めた手仕事の美の極みです。その証として金沢は、2009年、ユネスコクラフト創造指定都市に認定されました。ユネスコが創設した7つの分野の中で、アメリカのサンタフェやエジプトのアスワンと並び、金沢市はクラフト&フォークアート分野で認定を受けています。



さらに、世界で初めてクラフト(工芸)に絞った認定を受けた、文化的価値の高い都市です。箔一は、その「伝統工芸の街金沢」で受け継がれてきた箔貼り・漆芸・陶芸・友禅・蒔絵などの、ものづくりに取り組んでいます。