先般、東京ドームで開催された『第20回テーブルウェアーコーディネートコンテスト』で初めて、料理の専門家である服部幸應(はっとりゆきお)先生の「審査員特別賞」を受賞させて頂きました。
今 回は5回目の挑戦でもありましたが、金箔を主体としたインテリアとテーブルウェアのコーディネートで仕上げました。金箔の器に料理を盛る事は、一般的な考 えでは料理が主役にはならず、これまで積極的に使用されませんでした。しかし今回、審査員の中でも、料理を盛りつける器を選ぶ審査員として、一番専門家で ある服部先生に選んでいただいた事が本当に嬉しく「金沢箔の益々の可能性に大きな光を」灯してくださった事にも繋がりました。


私のこのコンテストへの挑戦は5年前から始まりました。
いつもコーディネート部門は1000件ぐらいの応募があり、会場に行って他の入選者の作品を見て素晴しく感心するばかりでした。ある時ふと「箔一の商品は今まで自ら企画製作して来て今日の箔一が存在するわけで、自分が手がけてきたものと、今後新しく企画製作した作品で、テーブルセッティングをすれば 良い」ということに気がつきました。
そしてもし、自分が企画したものが入選しなければ、自分はプロとして、会社のトップとして社員にもお客様にも申し訳ないと真剣に思いはじめ、挑戦する決意をいたしました。
や はり最初の2年間は気がひけて社員の名前で出展し、いみじくも2年とも入選する事が出来ましたので、その後は『浅野邦子』の名前で出展いたしました。其の年毎に「テーマ」が出され、それにより作品を企画製作いたします。5年連続で入選いたしましたが、入選でもありえないことでしたのに、今回会場に 行きまさかの「審査員特別賞受賞」で、間違いではないのかと疑うばかりでした。
しかし、受賞の喜びと同時に、今までの様な参加の仕方で許されず、アイデアが途絶えたら出品を辞めればいいといういい加減な気持ちではいられなくなりました。また、今以上に新たな挑戦が始まる事となり、ハードルの高い新たな挑戦が待ち受けていて、行き着くところが見えない自分へのプレッシャーを常に掛ける運命である事に気付かされた受賞でした。












