2012年1月15日

JR脱線事故の判決に思う、企業コンプライアンスについて

逆転の発想(3)は次回に回し、今日は106名が死亡した2005年のJR脱線事故でJR西日本の前社長の無罪判決についての私なりの考えを綴りたいと思います。


1月11日の判決で「事故は予測できる可能性は無し」と急カーブの自動列車停止装置(ATS)を設置するなどの必要な安全対策を怠ったと検察側が主張したが、事故が起こりえる具体的な根拠が示されないと前社長の個人の過失責任を問う裁判で無罪判決となりました。当時の運転手は死亡していて、誰に無念さをぶつけていいのか106名の遺族の悔しさや憤りは推し量られます。
企業のトップの過失責任を追及する困難さや難しさを問うた判決でした。

 

しかし、われわれ民間の企業は、社員が起した事故は全て経営者の責任であるとの熱い思いで会社経営に取り組んでいます。


それゆえ社員教育や徹底した品質管理を昼夜指導をし、すべての事故に対しても経営者の管理能力が問われることは当然で、全責任を負って真剣勝負で経営に望み、隅々まで目を行きとどろかせています。


起こりうる事故を未然に防ぐために現場を回り、管理監督者の指導強化をする事は中小企業には当たり前のことなのです。しかし、この当たり前のことが大企業では 創業者の熱い想いから、給料社長に代わりだんだん責任の所在が明確ではなくなっていきます。故に、原発事故などが起こるのです。大企業の起こした事故の補償が、なかなか解決されていないのは事故の責任の所在が明確でない事からでしょう。

中小企業経営者は経営を行ううえで、法令や各種規則などのルール、 さらには社会的規範などを守るコンプライアンスは経営を継続させて頂くための1番の大切な事でしょう。一般市民が法律を遵守することと同じ事だと思います。


当社も創業者の熱い思いをつないで行く事が会社を存続させることだと常に思っております。