2018年2月 2日

雪かきが教える生きた教訓

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 今年は例年になく大型寒波が日本を襲い、普段は雪の降らない地域にも雪が降りました。

雪に生活を左右される地域の苦労が理解されたのではないでしょうか。

 

 

 新年早々の大雪の日、私は東京にいました。この日の朝は東京は快晴で赤坂見附のマンションから富士山がすっきり最高に美しく見え、感激しました。金沢に戻った次の日、会社へ向かうと、街中に雪が多くて驚きました。道路はどこも渋滞で、路面は凍結したつるつるか凹凸。雪の降らない地域に住んでいれば、こんな苦労に気づかないのです。

 

 私は昔から、雪が降ると、まず社員たちに店の前の除雪をさせました。出入り口付近だけでなく、店の前全体です。通る人がその店をどう見るかに関わってくるからです。その代わり、社員用の駐車場は後回しです。雪の日の街中を歩くと、経営者の姿勢が見て取れます。

 

ただ、雪を理解している北陸の私たちでさえ、新潟の過疎地の2メートルの積雪や、北海道の氷点下20度は想像できません。テレビや新聞の報道を通して知っているだけだからです。自分のことでないと、継続性のない一時的な同情だけで終わることもあります。

 

1月下旬の大雪では、東京でも雪が積もり、大混乱しました。積雪の大変さを体験して初めて雪国の苦労を実感したはず。私は「井の中の蛙大海を知らず」ということわざを思い起こしました。都会では、解ければ水になる雪に悪戦苦闘し、トラブルが続出していました。

 

 雪は生活への影響がありますが、そのおかげで蛇口から直接おいしい水が飲めます。日ごろお付き合いのないご近所と助け合う機会にもなります。いいことと悪いことは表裏一体なのです。体験を通し、メリットとデメリットを感じてこそ、現状からの脱皮やステップアップを図ろうと思えます。

 

 私は以前、股関節の手術をして車椅子生活を送りました。車椅子だと道路が悪かったり、障害物があったりするだけで通れません。病院のトイレでも便器があと3センチ高かったら1人で使用できるのにと、体験して初めて感じました。おかげでそれ以来、車椅子の方を見れば、大丈夫かどうか気にかかるようになりました。

 

 幼い頃、海の水は水平線で落ちるとどこへ行くのか、父に聞いたことがあります。父は私をボートに乗せ、水平線がどこまでも続くと教えてくれました。

 

 地球が丸いと自覚すると、地球儀に関心が出ました。世界の広さを知ると、日本と世界の経済や文化に興味が湧きました。すべては最初の疑問から発展したのです。両親は、いつも体験から物事を教えてくれました。

 

 私の座右の銘は「トンネルを抜ければ景色が変わる」。苦境でも、トンネルを抜ければ脱皮して成長できる。脱皮する虫や動物は、体が大きくなると鎧が小さくなり、脱皮する度に成長を遂げます。体験するほど、人の能力はアップするのです。

 

雪の日は、人の考えや生き方を考えさせられます。協力して雪をどけないと生活ができない。自分一人の勝手は許されない。雪はさまざまなことを教えてくれる生きた教訓なのです。

 

 

(2月2日(金)讀賣新聞 石川版「浅野邦子の金言」より)

2018年1月 4日

跳進笑年

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経団連の任期も2年目に入り、地方の中小企業の声を経済界の中心にまで届け、地方経済活性のお役に立ちたいと思います。

1月4日の富山・石川の経済界の互例会では、今年をあらわす文字は?との新聞記者さんの問いに「思」を入れました。

この文字は殺伐とした世の中にあって、人や家族を思う・郷土や国を思う・政治や世界を思うなど、すべての思う気持ちが世界の平和の基本となると考えます。

働き方が変わり、自国優先経済を唱えたり、総論賛成、各論反対など自己中心がまかり通る世の中になってきました。

AIやIOT・少子化などすべての面で、今までにはなかったことが起こりつつあるこの時代に、私たちは凛として対応していかねばなりません。

しかし変わらない「思う心」は、いつの世にも大切な基本となるものではないでしょうか?

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(2018年1月5日、北陸中日新聞)

2018年1月 1日

1年の計は元旦にあり

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2018(平成30)年の新しい年を迎えました。

今年の干支は戌年で私は年女になります。

今まで元旦には必ず神社詣でをし、今年必ずせねばならないことを誓うのですが、一年継続できず年末は反省し、自分の継続性のないことに嫌悪感すら感じてきました。

しかし、干支の年に自分の志に挑戦したいと思い、今年はお伊勢さんまで足を延ばしました。

「1年の計は元旦にあり」を心に誓い、何か自分で燃えるものに挑戦したいと思います。

今年こそ年女として情熱・やる気を途切れさすこと無い気持ちを大切に、自分への挑戦をしていきたいと思います。

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2017年12月28日

箔一グループの忘年会

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2017年の締めくくり、箔一グループの忘年会をホテル東急にて執り行いました。

永年勤続表彰、成績優秀賞、技術開発賞の授賞式の後、イベント等楽しいひとときを過ごさせていただきました。

冒頭の私の挨拶の中で、社員のみなさんに日本の政治経済を興味を持つこと、とりわけ石川県は新幹線のおかげでバブルになっているが、この好景気のうちに次の一手をみんなで考えるよう、そして地方経済は決して良くない話をさせていただきました。

社員と常勤パートさん合わせて285名、今年の感謝とともに健康で来年の活躍を期待いたします。

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2017年12月18日

My Story (日本経済新聞・全国版)

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先般、日本経済新聞に私の記事を全紙見開き二面にわたって載せていただきました。

簡単な取材だと思っていましたが、全国版だったようです。

この My Story は新しいメニューらしく、皆さんご存知の著名人ばかりが日曜日の朝刊に毎週連載されるようです。

分不相応でありますが、全国の知人からお電話をいただきましたが、起業はどの人も簡単ではなく、たまたま私の場合は

 ①素人が前例がないことに挑戦し、怖いもの知らずだったこと

 ②協力者がない分、自己責任で頑張れたこと

当社の営業部門は、日本経済新聞の全国版への掲載だったので、当社としても大きな信用をいただいたことに感謝してくれました。

地元では白黒での掲載で、当社の社員ですら見逃していた者もいたようです。

創業当時の思い出が書いてあり、雑談の中だったのにお恥ずかしい限りです。

創業して40年が過ぎますが、今後も金沢箔発展のために頑張りますと共に、皆さんのお陰と感謝を述べたいと思います。

私を取材して下さった記者さんに感謝いたします。

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