辻村久信氏は、様々なデザインユニットによるコラボレーションを通して日本の伝統、その軸線上にあるモダンデザインを発信するデザイナー様です。主な作品に、 修善寺温泉旅館 渡月荘金龍(静岡)、 DINING BAR DINING CHANTO(京都)、POSITIVE EATING(広島)、BAR LOOP(京都)、RERAX DINING 美日茶(大阪)、円-yen-(パリ)、JAPANESE DINNER 茶々3(東京) 、NIWAKA USA(ニューヨーク)など多数あり、日本だけでなく世界で活躍されています。
今回は辻村様に、京都北山の洋菓子ブランド「マールブランシュ」京都伊勢丹店にて、箔一の箔装飾をご採用いただいたお話を伺いました。
職人技がいきる上質のものづくりをされているところに惹かれました。

御社のものづくりのこだわりを教えてください。
自然の素材を使い有機的でありながらモダンデザインを提唱しており、時を経ることで美しくなる素材や、職人の手が入っていることで、人の心に何か響くデザインを大切にしています。コストや納期によっては、難しいこともありますが、人工の素材ではなく、素材そのものが持つ無垢の良さにこだわり設計しています。
箔一を選んでいただいた理由を教えてください。
これまでも箔の大型シートや、蒔絵師の方と仕事をしたことがありましたが、箔一さんはその両者の良さを兼ね備えていると感じたからです。物件の実例や装飾サンプルを見て、試行錯誤しながらものづくりに取り組む職人らしさが垣間見えましたし、物件の規模や納品迄の時間などの条件への対応力も採用させていただいた理由のひとつです。
ブランドの求める色と輝きを表現し、想像以上の出来上がりに


導入を決められてから、
納品まで当社のサービスはいかがでしたか?
マールブランシュのブランド「茶の菓」の色である透明度のある濃い緑と、徐々にちりばめられた箔のグラデーションにこだわりました。見本となる色が包装紙に使われている色しかなく、透明感を出すことに苦労しました。何度もサンプルを出してもらい、箔の輝きを大切にしながら、透明な緑のグラデーションを出してもらうことは大変難しかったと思います。最終的には高級工芸品のような想像以上のものに仕上げることができました。
竣工後、
お客さまの反響はいかがでしょうか?
見とれてしまう程だそうです。「深みのある仕上がりで、見る角度などでいろんな見え方があり、見ていて飽きない」と大変喜んでいただきました。百貨店内のお店で、限られた時間の中、クオリティーの高いものができるか不安でしたが、スケジュール通り、予想以上に満足いく仕上りとなりました。
空間装飾における、新たな可能性を感じています
今後、箔装飾をどのように取り入れたいと思われますか?
伝統的な技術の継承をしながら、新しい挑戦、他の人が真似できない技を一緒に探求したいですね。













